2.1. 必要システム¶
2.1.1. インストール環境の確認¶
Sitecore Experience Platform をインストールする際に必要システムは以下の通りです。
Windows Server 2019 / Windows 10 Professional
SQL Server 2019
SQL Server Management Studio
ここでは、Windows 10 Professional で提供されている Hyper-V の環境で作業を進めていきます。
2.1.2. Windows Server 2019 のインストール¶
Hyper-V マネージャを起動して、右側に表示されている操作から、「新規」-「仮想マシン」を選択します。
仮想マシンの名前を決めます。ここでは QuickStart という名前にします(特にこの名前には制限はありません)。
今回作成する仮想マシンの世代は「第1世代」を選択します。
仮想マシンのメモリを設定します。PC の容量に合わせて設定をしてください(推奨としては 8GB 以上)
ネットワークの構成では、接続先を Default Switch にします。
仮想ハードディスクを作成しますが、作成するディレクトリを QuickStart に変更した画面です(標準のままでも問題ありません)。
インストールオプションで、Windows Server 2019 Standard の ISO ファイルを指定します。
完了ボタンを押します。
作成した仮想マシンを右クリックで選択、接続します。
マシンを起動します(起動をクリック)
Windows Server 2019 のインストールを進めていきます。途中、エディションが表示される場合は、 Windows Server 2019 Standard (デスクトップエクスペリエンス) を選択してください。
あとは Windows Server 2019 のインストールを進めていきます。Windows update を適用して完了します。
2.1.3. SQL Server 2019 のインストール¶
SQL Server を今回は ISO ファイルからインストールを進めます。仮想マシンのコンソールのメニューから「メディア」-「DVD ドライブ」-「ディスクの挿入」を選択して、SQL Server の ISO ファイルを選択します。
SQL Server 2019 インストールセンターの左メニューから「インストール」をクリックして、「SQL Server の新規スタンドアロンインストールを実行するか、既存のインストールに起動を追加」からインストールを開始します。
ウィザードが起動するので、デフォルトのまま機能の選択の画面まで進めていきます。表示された際には、以下の項目をチェックしてください。
データベースエンジン
Machine Learning サービス(データベース内)
R
インスタンスの構成は、今回は「既定のインスタンス」を選択して進めていきます。
サーバーの構成は標準の設定で進めていき、データベースエンジンの構成の画面に進みます。ここでは、「サーバーの構成」のタブにて、以下の項目を選択します。
混合モード(SQL Server 認証と Windows 認証)
パスワードの入力(sa のパスワード)
パスワードの確認入力(上記で入力したパスワード)
SQL Server 管理者の指定に関しては、「現在のユーザーの追加」をクリックして追加します。
あとは標準の設定で進めていき、SQL Server のインストールを完了します。