3.5. 日本語リソースのインポート

ここでは Sitecore に日本語リソースをインポートする方法を紹介しています。

3.5.1. 日本語リソースファイルの準備

日本語リソースに関しては、Sitecore のダウンロードサイトからリソースファイルのダウンロードが可能です。

ページの下のほうにある、Client translations の一覧にある Japanese (ja-JP) のファイルをダウンロードしてください。

また一部の日本語リソースを修正するためのファイルを、GitHub の SitecoreaJapan/InstallScript のリポジトリに公開しています。以下のファイルをダウンロードしてください。

  • ja-jp-update.xml

3.5.2. 日本語リソースの追加

インストールをした Sitecore の環境に管理者としてログインをしてください。

スタート画面
  • Desktop を起動します

  • 右下に表示されている master をクリックして core に切り替えます

データベースの切り替え
  • 左上にある Sitecore メニューをクリックしてスタート画面に戻ります。

Sitecore スタート画面に戻る
  • Controle Panel を開きます

  • Localization にある Add a new language をクリックします

言語の追加
  • 一覧から Japanese (Japan) : 日本語(日本) を選択します。

日本語の追加
  • codepageEncoding および iso-2022-jp に関しては標準の設定のままで次のダイアログに移動します。

  • Spellchecker file name は空欄のまま次に進みます

  • 追加が完了します

これで UI のリソースを追加する言語を追加することができました。続いて、コンテンツを追加できるように、データベースを戻します。

  • スタート画面で Desktop を選択

  • 右下のデータベースを core から master に戻します。

データベースの切り替え
  • Controle Panel を開いて、もう一度 Localization にある Add a new language から日本語を追加します(手順は上記と同じです)。

これでデータベースとして日本語のデータを扱うことができるようになりました。

3.5.3. 日本語リソースのインポート

  • Controle Panel を開いて、今度は Localization にある Import Language を開きます。

言語の追加

ファイルの選択画面が表示されます。Browse をクリックします。

ファイルの選択

Web サーバのディレクトリが表示されます。この画面からアップロードをすることができますが、今回は手間を省くために以下のような作業を実施します。

  • インストール先の C:\inetpub\wwwroot\sxa.strorefront.com\temp のフォルダを開きます

  • ここにダウンロード済のファイルを展開します( Sitecore 9.3.0 rev. 003498 (ja-JP).zip のファイルの中にある ja-jp.xml を temp にコピー)

  • ディレクトリに2つのファイルが入っているのを確認します

リソースファイル
  • Sitecore の管理画面に戻ります

  • temp フォルダの中に2つファイルがあることを確認します

リソースファイルの確認
  • ja-jp.xml のファイルを選択します

ja-jp の選択
  • Next をクリックして言語を確認します。ここでは Japanese(Japan):日本語(日本) のみが選択肢として表示されます。

日本語の選択
  • データベースとして core を選択(デフォルト)のまま進めてインポートを開始します。

Core データベースの選択
  • 上記の手続きを、ja-jp-update.xml に対しても同じ手続きでインポートをします。

  • Commerce のページで提供されている、Business Tools translations 、SXA Storefront translations、Commerce Connect translations の日本語リソースもインポートします。

3.5.4. 参考動画